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【過負荷の原理・実践編】
" 最適なセット数は?
目的別トレーニングボリュームの組み方 "

この記事の要約

筋肉を成長させるためにはトレーニングの量を調整する必要がある

目的により適切なボリュームは異なる

トレーニングのボリューム

ウェイトトレーニングのイメージ

前回の記事では、過負荷の原理を達成するための「負荷(強度)」設定について解説しました。
しかし、筋肉を成長させるためには、もう一つ「量(ボリューム)」という重要な要素があります。
ボリュームとは、簡単に言うと「(重量 x 回数 x セット数)の総量」のことです。
いくら重い重量を扱っても、1セットだけでは筋肉への刺激は不十分かもしれません。
逆に、セット数が多すぎると、疲労が溜まりすぎて回復が追いつかず、逆効果になることもあります。
ここでは、「筋肥大」「筋力向上」「筋力維持」の3つの目的に分け、それぞれに適したセット数の目安をご紹介します。


① 筋肉を大きくしたい(筋肥大)

ボディビルダーのイラスト

【目的】
見た目の変化、たくましい体つき、ボディラインのメリハリを目指す。

【考え方】
筋肉に十分な「刺激の総量」と「代謝的ストレス(パンプ感など)」を与えることが最も重要です。


② 扱える重量を伸ばしたい(筋力向上)

ウェイトトレーニングをする人のイラスト

【目的】
より重い重量を持ち上げたい、スポーツパフォーマンスを高めたい。

【考え方】
筋肉のサイズよりも、神経系の適応(脳が筋肉に「もっと力を出せ!」と指令を出す能力)を引き出すことが鍵となります。


③ 今の筋肉をキープしたい(筋力維持)

軽めの筋トレをする人のイラスト

【目的】
多忙な時期や減量期に、今ある筋肉をなるべく落とさないようにする。

【考え方】
筋肉を「維持」するために必要なボリュームは、「増やす」時よりもずっと少なくて済みます。
「最小有効量」で効率よく刺激を与えることがポイントです。


目的別トレーニングボリューム早見表

目的 1種目当たりのセット数 1部位あたりのセット数 ポイント
筋肥大 3~5セット 10~20セット 筋肉の「総仕事量」を重視。週2回以上に分けて刺激するのが効果的
筋力向上 3~6セット 10~15セット 1セットごとの質を最優先。インターバルを長く取り、神経系を回復させる。
筋力維持 1~3セット 5~9セット 少ないセット数でもOK。「ゼロにしない」ことが重要。強度は維持する。

【まとめ】

健康的な女性のイラスト

これらの数値はあくまで一般的な目安です。あなたのトレーニング経験(初心者か上級者か)、回復力、そしてその日のコンディションによって最適なボリュームは変わります。
自分の体と相談しながら、まずは基本のセット数から始めてみてください。そして、成長の様子を見ながら少しずつボリュームを調整していくことが、理想の体への確実な一歩となります。

Studio Nibble代表
松本 崇寿

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